柿渋で染め上げた昔ながらの渋うちわ。時間が経つにつれ、渋の色味の変化を楽しむことができます。
渋うちわの一番の魅力と言えばあじわい深い渋独特の茶褐色の色合い。カキイロでは今も昔と同じ渋100%の団扇を手作りで作っております。日常使う団扇としてはちょっと高価かもしれませんが夏のお供に、お部屋のインテリアに、きっと素敵なひとときを味わうことができます。柿渋色が醸し出す独特の世界を是非ご堪能下さい。
【カキイロ】
風情を楽しんでいただきたい。来民渋団扇を知らない方にも渋団扇の魅力を伝えたいという想いをもとに2014年4月【来民渋団扇カキイロ】は誕生しました。丁寧な手仕事、デザイン、原材料にこだわり、特別な日常や日本の風情を楽しむアイテムとして、現代の生活形態にあった団扇の新しい価値を追い求めて 「価値あるモノづくり」に私たちはこだわり続けます。
1本1本ていねいに和紙を貼り、細かい手順、手間をかけ、仕上げに柿渋をひきます。この柿渋の色は来民渋うちわの特徴となる、和紙に柿渋だけを引いた「白渋」と呼ばれる涼しげな薄茶色。使い込むほどに渋が変化して深みのあるいい茶褐色になります。柿の渋には、優れた防虫効果があり、うちわを丈夫にし長持ちをさせます。モノを大切に使うという先人の想いを引き継いでいます。