籐製の一楽トレイです。
一楽織りとは江戸時代に土屋一楽という根付け師が始めた精巧な籐細工のこと。
見ているだけでも惚れ惚れとする美しい作りになっています。
パンや果物を乗せたり、食器を乗せて置いてよし運んでよしのトレイとしても使えます。
籐は日本名トウ、英名はラタンと言い、アジアを中心に熱帯雨林地域のジャングルに自生するヤシ科の植物で、200種以上ある植物の総称です。
籐はその生命力の強さから、通常の木材よりも丈夫で折れにくく、曲線の加工もしやすいため、細かく裂いたものを編んで籠としたり、太いものはステッキや家具のフレームなどにも使用されています。